藁(わら)焼きって何がいいの?メリットは?
メリット1-藁(わら)の火力について
藁には少々の油分が含まれています。そして形状は筒状です。つまり中は空洞になっているので燃えやすいということです。
ですから藁は、燃やすと炎が出て火力がかなり強くなります。
この時の炎の火力温度は、800度~900度に達するそうです。
金治のカツオは、この炎の中に通して焼いています。
この炎で焼くことで、外側だけを瞬時にムラなく焼き上げ、中はレア状態の美味しいカツオが出来上がります。
言い方を変えれば、中はカツオの肉色をそのまま保ち、外側だけを焼けるということです。
この焼き加減は通常の火力ではできません。
火力が強いとわれる炭は、1000度あるらしいですが炎のない炭ではこの焼き加減はできないようです。
金治は、藁の持つ、炎と火力で美味しいカツオを焼いています。
メリット2-藁の香りについて
カツオをわら焼きにする理由はもう一つあります。それは香りです。
藁が燃えるときの香りが、カツオの臭みをとり藁の香ばしい香りがカツオに移り、さらにカツオの風味を引きたてます。
この香りにも理由があります。
藁が燃えるときの煙や臭いはフェノール類が含まれています。
このフェノール類は、魚の酸化防止剤っや殺菌効果があります。
この成分が魚の渋みや魚臭等を抑えてくれるんです。
だから美味しい魚が焼けるんですね。
ハムなどを燻製するときにも、この成分が出ています。
燻製の時のあの臭いの元がこれなんですね。
炭焼きでは、この成分は出てきません。
ですから、昔から保存食は燻製にして保存したんですね。
この様に藁は、まるで魔法の杖のように魚をより美味しくしてくれます。是非、金治の藁焼きをご賞味ください。
金治は契約農家の良質な藁を使っています
藁の質にもこだわっています。いくら藁焼きにこだわっても、藁の質が悪ければそれは意味がありません。金治では鹿沼市の契約農家から良質な藁を仕入れています。
香りのいい藁焼きを提供出来てるのもこの農家さんのおかげです。
いつも良質な藁を作ってくれているので感謝しています。
ガラス越しで金治のわら焼きを見てください
藁焼きの良さを確認していただけましたか?
当店は宇都宮でも珍しく、ガラス越しに臨場感あふれる藁焼きを
観ることができます。
藁焼きのご注文をしたらガラス越しに見てください。
大将が心を込めて焼いています。
ガラス張りになっていますので、お客様へ炎や熱などは飛びませんのでご安心してください。
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